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帰宅したら、家のポストの横にへばりついていて、ゆるゆると動いていました。体長12cmほどのコウガイビルです。体色が真っ黒なので、たぶんクロイロコウガイビル。本種としては大きい方でしょう。
雨が降ってたので出てきたのでしょうが、傘の先でそっとつついてみても剥がれません。全体でペッチョリとくっついているらしい。まあ放置してても害はないし、気にしないことにします。
食性は肉食で、ナメクジやミミズなどを食べます。見た目が気色悪い他に人間に悪影響はありません。ちなみに実物を見たのはこれが初めてです。いるって話は聞いてましたけどね。
外来種のオオミスジコウガイビルと違って日本の固有種ですし、大事はしませんが邪険にもしないのがいいでしょう。
補足:
コウガイビルはミミズやヒルのような環形動物ではなく、扁形動物でプラナリアの近種だそうです。あれですね、切っても切っても分裂するっていう。コウガイビルも同じように切れば分裂するそうです。
また、ミミズやヒルは口と肛門が別々になっていますが、コウガイビルは体の中央にある穴が口と肛門を兼ねています。体のつくりが全く違うのですね。
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